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「保育ICTシステム」ユーザー満⾜度調査 結果発表
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保育⼠の総合満⾜度No.1サービスはCoDMON(コドモン)
株式会社アイディエーション(本社:東京都渋⾕区、代表取締役:⽩⽯章兼)は、「保育ICTシステム満⾜度調査」を実施致しました。この調査は、2021年6⽉18⽇〜6⽉26⽇の期間、全国の認可保育園/認可外保育園/⼩規模保育園/企業主導型保育園の職員1,312⼈を対象に実施しました。
■調査背景・⽬的
近年、共働き家庭の増加に伴い、保育園等の利⽤は⼀般的なものとなってきました。その⼀⽅で保育⼠不⾜や保育⼠の労働環境など、「保育の受け⽫」については課題も多く、改善する⼀つの⼿⽴てとして厚⽣労働省からも保育ICTの活⽤が推奨されています。こういった状況を鑑み、数あるシステムの中から現場の保育⼠にとって満⾜度が⾼いサービスについて、調査を実施しました。
■対象サービスの抽出
CoDMON(コドモン) 株式会社コドモン
kidsly(キッズリー) ユニファ株式会社
Kids View(キッズビュー) 日本ソフト開発株式会社
桜システム(サクラシステム) 株式会社エステム
※今回の調査では、20,000サンプルに対して事前調査を実施し、その中で「全国の認可保育園/認可外保育園/⼩規模保育園/企業主導型保育園の職員」を1,312サンプル抽出。1,312サンプルに対して17種類の「保育ICTサービス/システム」の認知や利⽤状況を聴取した。本調査では、その中で「現利⽤者」が30サンプルを超えた4サービスについて利⽤満⾜度などの⽐較対象とした。
■「保育ICTシステム満⾜度調査」結果
保育ICTシステム⾃体の認知度を⾒ると、「知らない・はじめて聞いた」が42%となっており、保育園で働く⼈でさえも、4割以上が認知していないことが分かった。
保育ICTに対するイメージを⾒ると、「分からない/想像がつかない」と答えた⼈が33%と、他の項⽬と⽐べ最も⾼い割合となっており、認知率と同じように、保育園で働く⼈ですら具体的にイメージできていないことが分かる。
⼀⽅で、恒常的な保育⼠の事務業務負担の多さを解消できるのでは、という期待から、「業務の効率が上がる」という回答も同じく33%と最も⾼い割合となったが、⼤きな変更を伴うイメージがある様で、「コスト⾯」「導⼊の⼿間」「セキュリティ⾯」において懸念があると感じていることが伺え、上位にランキングしている。
保育ICTシステムの各サービスの認知度を⾒ると、17種類の保育ICTシステムのうち「コドモン」の認知率が28%と、群を抜いて⾼い割合であることが分かった。
利⽤率も認知度と同じような傾向となり、「コドモン」が15%と、他サービスに⽐べ圧倒的に⾼い割合となった。
現在保育ICTサービスを利⽤している⽅の中で、他サービスへ切り替え意向があると回答した⼈は全体の55%と、切り替え意向がないと回答した⼈よりも多く、現在使⽤しているサービスへの愛着度が薄いことがわかった。
保育ICTサービスを導⼊したい・切り替えたいと答えた⼈に対し、保育ICTの導⼊によって実現したいことを聴取したところ、「労働時間を削減したい」が47%と最も⾼く、やはり恒常的な保育⼠の事務業務負担の多さの解消を求める声が多かった。
次いで「保育の質を向上させたい」「職員同⼠の情報共有や連携を強化したい」が41%、「保護者とのやり取りを円滑にしたい」が40%、「園児の情報管理を簡易化したい」が38%、「登降園管理の⾃動化」が37%と僅差で続いた。
現場で運⽤するであろう具体的な機能別に注⽬してみてみると「登降園管理の⾃動化」が37%と他の回答と⽐べても⾼い傾向にあった。
以降は、冒頭で述べた4つの保育ICTサービスを、現在実際に利⽤しているサンプルのみに、満⾜度などを聴取した結果となります。
サービスの導⼊によりICT化できていると思う業務15項⽬のうち、「登降園時間の記録」については、いずれのサービスでも⽐較的⾼くICT化できていると実感されていることがわかった。
4サービスでの⽐較では、「出席簿の作成」「指導案・要録の作成」において、キッズビューが他と⼤きく差をつけた。
具体的な機能としてもっとも求められていた「登降園時間の記録」や、「保護者との連携」をはじめとする全8項⽬においてコドモンが1位を獲得し、他サービスと⽐べ最も多かった。
総合満⾜度では、認知率・利⽤率の⾼いコドモン(4.69pts)が1位となっており、桜システム(4.60pts)、キッズリー(4.52)と続いた。
すべてのサービスにおいてNPSがマイナスとなっていることは保育ICT業界の課題ではあるが、NPSにおいては、認知率・利⽤率の⾼いコドモン(-47.9pts)が1位となっており、桜システム(-63.3pts)、キッズビュー(-68.4pts)と続いた。
■調査のポイント
・保育ICT業界全体として認知度の低さが課題。
・認知度や利⽤率において「コドモン」が1位である。
・保育業界の課題として業務効率化が求められている。
・具体的な機能として「登降園管理の⾃動化」が求められており、ICT化できた業務についても「登降園時間の記録」がトップであることから、多くの保育園や保育⼠が求めている機能であり、また、ICTの導⼊により最も改善を実感されている。
・総合満⾜度では「コドモン」が1位である。
・業界全体としてNPSは低く、スイッチ意向は⾼い。利⽤サービスへの愛着度は薄い。
■調査概要
・調査対象:男⼥ 20〜69歳 全国の認可保育園・認可外保育園・⼩規模保育園・企業主導型保育園の勤務者
・調査⼿法:インターネットリサーチ
・調査機関:2021年6⽉18⽇〜2021年6⽉26⽇
・有効回答数:事前調査20,000サンプル ⇒ 本調査206サンプル
・調査主体:株式会社アイディエーション
■株式会社アイディエーションについて
アイディエーションは、企業の商品開発、プロモーション活動を⽀援するアイデア開発会社です。
⽣活者の声や⽇常を徹底的に聴取・観察し、そこで集めたファインディングスから次の⼀⼿となるアイデアを開発し、クライアント企業のビジネスを成功に導くことをミッションとしています。
【会社概要】
・会社名:株式会社アイディエーション
・所在地:東京都渋⾕区恵⽐寿4-6-10-7F
・代表者:⽩⽯章兼
・設 ⽴:2015年11⽉11⽇
・URL:https://www.ideation.co.jp/
・事業内容:市場調査、アイデア開発、広告開発、各種プロモーション
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社アイディエーション
広報担当:⼭川(やまかわ)
TEL:03-4405-3324 FAX:03-4446-1071
E-mail:info@ideation.co.jp
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